2019 ウズベキスタン 2日目(サマルカンド)

2日目

06:30
ホテルウズベキスタンをチェックアウト。
昨夜朝食ビュッフェの代わりに頼んでおいた朝食の袋を受け取って、ドライバーとウズベキスタン駅へ。

駅舎の前のゲートでパスポートとチケットの確認があり、駅舎の入り口では手荷物検査があった。​

待合室で朝食のビニール袋を開けてみると、​ハムとチーズのはさまったサンドイッチと水のペットボトル、りんご1つ、そしてトマトと小さなキュウリが1つずつそのまま入っていた。
駅の写真は撮影禁止、とガイドブックかなにかに書いてあったので、写真は撮らなかったが、撮っている人もちらほらいて、問題なさそうだった。​
列車は係員に念のため確認して撮影。​
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07:28
タシュケント駅を出発。
座席はなんと、4人ボックス席だった。座席が回転しないタイプで、車両の中央だけ向かい合う配置になっていて、大きな男性2人が座っていた。​
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途中でお菓子と、インスタントコーヒーが入った紙袋が配布された。​そのあとお湯やお茶が配られる。
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乾いた大地が続く。
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09:42
2時間ちょっとでサマルカンド駅着。
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10:00
Amina Hotelにチェックイン。すぐ部屋に入れてくれた。
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11:00
1時間ほど休憩し、歩いて旧市街へ。

ティムール像前では多くの人が写真撮影中。
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ティムールとは、

チャガタイ・ハン国の軍事指導者で、ティムール朝の建国者(在位:1370年4月10日 – 1405年2月18日)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%AB

だそうだが、世界史を勉強していないのでピンとこない。ダンナは興奮していた。

 

11:30
グル・アミール(アミール・ティムール廟)。
美しい門をくぐって中へ。
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そもそもは1403年に戦死した孫のために作ったそうだが、1405年にティムールも遠征中に亡くなり、ここに埋葬された。
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外観は青いが、中は黄金!
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青と金の模様が美しい。
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左の係員が親切に「ここでしゃがんで撮ると門とドームがぴったりはまるよ!」と教えてくれたのだが、移動はしてくれないのだった。
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写真が多いので他は別ページで ⇒ グル・アミール(アミール・ティムール廟)

 

12:20
この後に見学するレギスタン広場の近くの観光客向けのレストランへ。
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プロフというウズベキスタンを代表する料理。優しい味で美味しいが、日本人には油が強すぎることもあるらしい。
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ラグマン(麺)とサラダ。
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ひき肉のシャシリク(ケバブ)
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チョコレートケーキとアイスクリームのデザート。
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ウズベキスタンの観光地では観光客向けのレストランしか見つからず、現地の物価がよくわからなかったが、だいたい観光客向けの店はこんなかんじの値段帯が多かった。
例えば、プロフは25,000〜30,000スム、ラグマンは20,000前後、お茶(ポット)は5,000〜10,000、ビールは20,000前後。
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13:15
レギスタン広場に到着。
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こちらも写真が多すぎるので、別ページへ ⇒ レギスタン広場

 

14:50
カリモフ像。1991年の独立から死去する2016年まで25年もウズベキスタンの初代大統領を務めた独裁者としても有名。
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レギスタン広場からビビハニム・モスクやショブバザール(市場)へ続くタシケント通り(カリモフ通り)は車が通れないようになっていて、気持ちよく歩ける。が、レンタサイクルを楽しむ子供がたくさんいてちょっと危ない。
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お土産屋も多い。
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2000スム(約23円)のアイス。
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15:15
サマルカンド最大の市場、ショブバザール。
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サマルカンドのナン。重いし食べきれないが、ダンナがどうしてもと買う。
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ウズベク女性の基本スタイルは、柄のワンピースに同じ柄のズボン、そして靴ではなくサンダル。
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次に買ったヌガー。このヌガーのせいでこの後事件が起こる…
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私はザクロを1つ購入。言値で6000スム(約70円)。
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酢漬けっぽい野菜のお惣菜がたくさん売られていた。
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食品以外にも、生活用品や洋服などを売るエリアもあった。裏には駐車場があり、大きな荷物を手にタクシーやバスに乗り込んでいた。
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16:30
この日は暑かったので、タクシーでホテルに戻り、シャワーを浴びて休んでいたら、さっき買った巨大ヌガーを十得ナイフで切ろうとしたダンナが指を負傷。
圧迫して出血は止まったが、ホテルのスタッフに近くの病院の場所を聞いてタクシーで行ってみることに。

 

17:00
着いた先は美容外科っぽいポスターなどが貼ってある個人病院だった。待合室に出てきた医者がふさがりかけた傷口をいきなり広げ、床に血が落ちる。

処置室では古めかしい瓶に入った消毒液をじゃぶじゃぶ浸したガーゼで指を巻かれ、放置される。その後伸縮性のない荒い包帯で巻かれて終了。
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窓口で治療費を払おうとしたが、英語が通じない。
医者にHow much?と訊ねると、「うーん、40,000スム(=約450円)」と言われる。高ければ保険請求しようかと思ったが、安いし、そもそも明細もなかった。

待合室にはまださっきの血が落ちていた。

外務省のページによると、ウズベキスタンの医療レベルは先進国と比べると低いそうで、確かにそんな雰囲気だったが、医者の服装をした人に消毒をしてもらったことで気分は落ち着くものだ。

ウズベキスタンの医療レベル保健・医療は,独立後の経済困難のため最も整備の遅れている分野の一つで,医療器材・医薬品・衛生用品・医療情報などの医療資源全般が恒常的に不足しています。一般に提供される医療サービスの質は先進国と比較してかなり低く,SOSインターナショナルのトラベルリスクマップ2018でも医療リスク評価の「高い」地域とされています。日本人が安心して手術・出産などが行える入院可能な医療施設はないのが実情です。また,救急システムも遅れており,救急コールをしても実際に救急車が現地に到着するまでにタシケント市内でも1時間以上かかることがあると言われています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/uzbeki.html

歩いてホテルに戻る。

 

20:00
タクシーでレギスタン広場へ。
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レギスタン広場の近くのスーパーで土産になりそうなものを物色。
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21:00
ホテルへ戻ろうと思い、タクシーに乗ると、レギスタン広場がカラフルにライトアップされていたので、タクシーに待ってもらうように頼み、しばし鑑賞。
ストーリー性のあるプロジェクトマッピングのショーが開催される日もあるそうだが、こちらはシンプルに音楽に合わせて建物の色がどんどん変わっていくショーで、とても幻想的だった。
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21:20
タクシーでガイドブックの地図に「ビール&シャシリク屋が集まる一角」と記されたエリアへ。
飲屋街を想像していたが、静かで暗いエリアに店が点在していて、気軽に店を選べない雰囲気だったため、ガイドブックにあったBOCHIKA Pivo Barに入る。
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ウズベキスタンはイスラム圏だが、アルコールにそれほど厳しくないらしい。
ビールはどちらも美味。
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ビール1杯10,000スム(120円)ほど。ソーセージやシャシリク(串焼き)は指差しで頼んでしまったため値段不明。お腹いっぱい食べて1500円程度だった。高いのか安いのかわからない。

店の外にスタンドがあり、空ボトルを持ったおじさんたちがビールを買いに来ていた。ずーっとビールを詰める作業を見つめているのがかわいい。
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22:30
ホテルまで1kmもない距離だったが、まわりが暗いため、タクシーで帰る。

 

3日目に続きます。

 

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