2019 ベトナム中部 5日目(ハイヴァン峠〜フエの王宮)
5日目
今日は日帰りでベトナムの古都、フエへ。
前日にホテルのフロントにタクシーのチャーターについて質問すると、当日予約で良いという。
料金は240km(ダナンからフエは約100km)で1,640,000 VND、超過分や駐車場代・有料道路代は別途支払い、とのこと。
08:30
朝食時に予定通りタクシーチャーターを頼んでもらう。
09:00
タクシーが既にホテル前で待っていた。大手タクシー会社、VINASUN TAXIの普通のメーター付の車。電話をしてくれたフロントの人と運転手の青年がベトナム語で金額やルートの確認をしてくれ、出発。
ドライバーは日本語も英語も話せないが、必要なことはスマホのGoogle翻訳で伝えてくれる。便利な世になったものだ!
フエに行くには以前はこのハイヴァン峠を越える必要があったが、今はトンネルができ、所要時間も2時間ちょっとで行ける。
この日はあえて往路だけハイヴァン峠を通ってもらった。(ハイヴァン峠経由だと2時間半かかる。)
09:40
運転手が景色のために車を止めたくれた。眼下には手付かずのビーチが。
地図で確認するとこちら。かなりの急坂を降りなければ着けない。ボートで行けばいいのかな?気になる。
ベトナムの南北の気候の境目だそうで、山の手前と反対側では天気が違うらしい。
霧もよく発生するとのこと。
10:00
こちらが峠の道路のいちばん高いエリア。ベトナム人の観光客も多い。
11:45
フエのグエン朝王宮に到着。ドライバーさんを駐車場に残し、観光へ。
王宮に入る前に、チケット売り場で「王宮・ミンマン帝陵・カイディン帝陵」のセットチケット(280.000VND)を購入。
さらにトゥドック帝陵を加えた4ヶ所セットもある(360.000VND)。
敷地はほぼ約600m×600mの正方形で、中に様々な建物があり、お堀に囲まれている。
金印の展示。王宮内は建物の見学がメインで、展示物はそれほど多くない。
記憶が正しければ、欽分殿のあたり。美しい庭に囲まれおり、私が住むならここにしたい。
19年前に来たときの写真が手元にないが、以前は廃墟と化したような建物も多く、だだっ広い広場のようだった記憶がある。
だいぶ修復が進んでいるように感じた。
この日は30℃くらいで曇りだったが、風が無く、歩いているとじわじわと汗をかく気候だった。晴れていたらキツかったと思う。
13:50
駐車場で運転手さんと合流。
運転手さんは暑い中、アイドリングせずに車のドアを開けシートを倒し、待っていた。今となって思えば、データSIMを持っていたのでメールで連絡をとれるようにしてもよかったのかもしれない。英語ができなくても、なんらかの合図は送りあえただろう。次回の検討事項にする。
フォーン側の反対側のエリアまで連れて行ってもらう。
このエリアにゲストハウスなどが多いそうだ。私が昔フエを訪れたときも、このあたりに泊まったのかもしれない。
バイン(餅)系の料理が食べられるお店、Hang Meへ。遅めのランチ。
フエの名物、バイン・ベオ。
米粉を小皿ごと蒸したものの上に、エビでんぶをのせた料理。ニョクマムベースのタレに付けてつるっと食べる。
揚げ煎餅のようなものの上にエビのだんごがのっているBanh Lam It、下がカリカリしていて美味しい!
Banh Uot はライスペーパーの中に具材が包まれたもの。
バイン・ナム。タピオカ粉とエビをバナナの葉に四角く包んで蒸したもの。もちもち。
開く前はこんなかんじ。開くのがちょっと面倒だが、包む人はもっと大変。
もう1品は撮り忘れ。
どれも食感が絶妙だった!一度で名物バイン料理をコンプリートできてとてもよかった。
ただし、同じような味なので、ちょっと飽きるかも。
ちなみに、こちらのお店はフエ観光情報センターのサイトの「フエまちあるきマップ」で知った。このマップ、見やすくて、裏面にレストランや料理の情報まで載っていて便利!
サイト自体も観光情報が整備されていて為になるので、必見!
14:20
フォーン川。テラスが整備されていた。川の向こう側が王宮のあるエリア。
5日目の後半に続きます。