2016 チベット番外編:ラサで見かけた犬たち
さほど犬好きというわけでもないのだが、チベットで見かけた野良犬&飼い犬はどれもかわいかった。
例えばバリの野良犬たちは大型で痩せていてちょっと威嚇してくるようなところがあったり、トルコの遺跡にいた野良犬たちは異常にフレンドリーで人間に寄ってきて狂犬病が心配になったり、と海外で犬に遭遇するときは身構えてしまうのだが、チベットの犬は人間を気にせず自由気ままに過ごしていて、好感が持てた。
首輪はしていなくとも、誰かなんとなく餌やりなど世話をしている人がいて、食に困っていないのかもしれない。冬はどうしているのだろう?
犬種は様々で雑種がほとんどだと思うが、狆(ちん)やペキニーズに似ていて、さらにちょっとムスッとした顔をした小型の犬が多かった。
後日調べたら、狆(ちん)やペキニーズの祖先である「チベタン・スパニエル」というチベット原産の犬種があるそうで、その系統ということがわかった。
いろんな犬がいろんな場所にごろごろしている。