2014 モロッコ 5〜6日目(フェズ)
5日目
17:30
サハラ砂漠ツアーを終え、フェズに向かう。
食中毒でぐったりのかわいそうなダンナ。
ガイドが「食中毒には果物だ」と路上で売っていたリンゴや桃などを大量に買ってくれた。
途中、野生の猿がたくさんいる公園を通った。ガイドがリンゴをやる。
13:30
モロッコのスイスと呼ばれるイフレンという町で休憩。建物にイスラム的要素がない町。
ダンナがランチを食べれる状態ではなく、果物を食べつつ先を急いでもらう。
15:00
フェズに到着。
ダンナが予約してくれた旧市街のリヤド(邸宅ホテル)、リアド・メゾン・ブルー(Riad Maison Bleue & Spa)にチェックイン。
こちらも中庭が中心になった建物で、プールもあり素敵すぎる。
ここで喧嘩したガイドとお別れ。
ベッドルーム、リビングルーム、バスルームが横に並んでいて、部屋から中庭が見える。
建物もインテリアも植栽も素敵すぎて写真を撮りまくる。
こんな素敵な宿で観光にも便利な場所なのに、2泊、なぜかほぼ貸切状態。
ラマダン中は観光客も減るからだろう。
こんなに素敵なのに貸切…!
ダンナは引き続き食中毒でバスルームとベッドルームの往復だったので、良い宿だったのは不幸中の幸いだった。
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スポーツドリンク等を買いに外に出るも、迷路状のメディナ(旧市街)でひとり迷子になるのを恐れ、最寄りの商店で買ってすぐホテルに戻り、次に反対側に少し歩いてまたホテルに戻る、ということを何度か繰り返した。
夜はガイドに貰っていた大量の果物と商店で買ったスナック菓子を食べて過ごす。
宿の中をうろうろしていると、暇そうなスタッフにダンナの容態をきかれる。「薬や食べ物は要るか?スープなら食べられるんじゃないか?」等、どのスタッフもとても親切だった。
そのダンナは19時に就寝。
翌日は青い街並みで有名なシャウウェンに行く予定だったが、旅行代理店に事情を説明し、キャンセルしてもらう。
6日目
09:00
ダンナがだいぶ回復し、散策に出る。
フェズの王宮の門。中には入れない。今も国王がフェズ滞在時に使うそうだ。
12:00
ブー・ジュルード庭園。美しく整備されていてゴミひとつ落ちていない。
断食中だからか、日陰でゴロゴロしている男性が多かった。
ブー・ジュルード門。レストランが並んでいるが、やはりラマダン中なのでガラガラ。
スーク(市場)をうろうろ。
このように積まれた甘いお菓子を売る店がちょくちょくある。
道が狭く車が入れないため、人力で運ぶか
ロバで運ぶ。
野菜は豊富。
鶏はこんな風に売られていて
こんな風に買われていた。常温で店先に釣られた牛肉のかたまりに比べ、断然新鮮…。
メディナの中にあるブー・イナニア・マドラサという神学校。
ホテルがメディナのすぐ近くだったため、トイレと休憩を兼ね、行ったり来たりできて良かった。
19:30
日没の頃、またホテルを出て散策。
断食明けの食事のためか、店は閉まり、通りから人が消えた。
子供や高齢者、妊婦、病人は断食しなくてよいそうだが、真夏の断食は辛すぎる。
水どころか、唾液も飲まないらしい。
21:30
ホテルのレストランで食事。
食中毒にならなかった私は何かしら食べていたはずなのだが、食事の写真がほとんど無い。
ダンナはずっと心配してくれていたホテルのスタッフのおすすめの、スープとパイのようなものを食べた。
この素敵な宿とも明日でお別れ。
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モロッコ 7〜8日目(カサブランカ)に続きます。