2014 モロッコ 4〜5日目(サハラ砂漠1泊ツアー)
2014ラクダに乗ってサハラ砂漠に入り、砂漠の砂の上で一泊、
今回のモロッコ旅における良い面でも悪い面でもハイライト。
4日目
15:00
砂漠の入り口の町、メルズーカを走る車。
砂漠っぽい山が見えてきた。
15時過ぎに砂漠のフチにあるホテルに到着したが、
まだ暑くて砂漠には入れないのでここで夕暮れを待つと言われる。
手元の温度計を見ると42℃、砂漠に入る前に熱中症になりそう。
ここで3時間待つくらいだったら、朝のホテル出発を遅くするとか、涼しい渓谷でゆっくりするとか、もうちょっと考えるべきだ、というようなことでダンナとガイド兼ドライバーと口論。
こっちも暑過ぎてイライラしてるし、ガイドはラマダン中で食事も水も採れずにイライラしてるわけで、仕方がない。
ガイドに衛生的ではないプールを進められるが、水着を持っていないし、砂漠に入る前に濁った水に入る勇気もなく、ホテルのシャワーを借りて待つ。
(一人プールに入るガイド↓)
18:30
砂漠のガイドさんと乗せてもらうラクダにご挨拶。
ラクダがしゃがんでくれるので、乗り降りは簡単。
先頭のガイドは歩いて1頭目の手綱を引き、2頭目は1頭目に紐で連結されている。
けっこう揺れるけれど、苦痛じゃない。
細かい砂に沈みそうで沈まない細い脚とひづめ。
急坂はラクダから降りて歩く。
立ち止まって怒られるラクダ。
だいぶ歩いてきた。道がないのに、ガイドは砂山の形状などでルートがわかるそうだ。
砂の模様が美しい。
もうすぐ日が沈む。
砂漠を進むこと1時間、小屋のようなものが見えてきた。
19:20
着いた〜!ラクダのまわりの黒い石のような点々はラクダの糞。
左「お前の客は俺のより重そうだったなw」
小屋の真ん中にカーペットを敷いてもらい、ゴロゴロする。客は私たちだけ。
21:30
ゴロゴロしている間にガイドはせっせと料理を作る。
食べているとどこからともなく痩せた猫が食べ物を狙いにくる!
どうして砂漠に猫が住んでいるんだろう??
23:00
ガイドに「寝るのは中?外?」と訊かれ、迷わず「外」を選択。
食事をしたスペースに布団を敷いてくれた。
星の写真を撮ろうと思ったが、月が明る過ぎて断念。
天の川の下で爆睡。
7月の夜のサハラ砂漠の気温は20℃くらいで、毛布1枚でちょうどよかった。
夏以外は夜は寒くなるらしいので要注意。
5日目
04:30
日の出を見るために早めに起床。
暗闇の中、トイレに適した場所を探す。
05:30
小高い丘に登り、日の出を待つ。
明るくなってきたら、まわりのテントサイトがよく見えてきた。
早くも出発した人たちが見える。
私たちのラクダといえば、白いほうが脱走しようとしてガイドに連れ戻されていた。
06:00
片付けて、帰ります。
ラクダの首は細い。
07:00
ホテルに帰着。ここで朝食をいただく。
この後、ダンナが食中毒と思われる症状(嘔吐と下痢)に襲われる。
私が勝手に怪しいと思っているのは、ホテルの朝食のバターか砂漠で食べたマトンの煮込み。
どちらも悪くなっている味はしなかったのだが、どうも美味しくなく、私がほとんど食べなかったもの。
私よりダンナの方が前日に熱中症気味で疲労していたのも原因かもしれない。
ちなみに、後日調べたところ、モロッコ旅行に行く日本人の半分以上がお腹を壊すらしい。
砂漠ツアーのメモ
- 自分の水は自分で持って行くことになっていて、確か2人で5Lほど持っていった。(待機したホテルで調達)
足りるのか心配だったが、行きは日没前に出発し、帰りも日の出直後に出発するため、水は多少余るくらいだった - 砂が細かいので、カメラなどはビニール袋で覆うと良い。
- スカーフなど顔や首に巻けるものがあると、砂と日光を防げる。
- スニーカーよりクロックスのようなサンダルの方が良い。
- トイレの有無はツアーによるらしい。
- 夏以外は夜寒いので、防寒着が必要らしい。
- 懐中電灯があると夜便利。
- ウェットティッシュが便利。身体も拭ける。
- 目薬や目の洗浄液があると良いかも。
砂漠を出て、次はモロッコ 5〜6日目(フェズ)へ続きます。