2017 中欧 5日目(ウィーン)
5日目
ウィーン最終日。
夜にはウィーンを出るため、遅めの朝食を取り、荷物のパッキングをし、ホテルに荷物を預け、旧型のトラムに乗って、
ホーフブルク王宮へ。
12:30
王宮の宝物館。
銀器コレクションの展示エリアへ。
まずは銅の鍋や調理器具。
ものすごく長いセンターピース。
陶器が好きなので、写真を撮りまくる。
いかにもウィーンという雰囲気の華やかなものから
比較的現代風な絵付けのもの、
古伊万里や
シノワズリ的なものまで様々なテイストの陶器がコレクションされていた。
エリザベート皇妃に関するシシィ博物館で豪華なドレスや部屋を見学。
14:00
今日はデメルのザッハトルテを食べてみる。
デメルでザッハトルテを売ることになった経緯と法廷での争いはWikipediaに載っている:
1930年代にホテル・ザッハーへの援助の見返りとして、デメルは料理人フランツ・ザッハーの孫であるエドマンド・ザッハーから、ザッハトルテのレシピと「本物」を冠したザッハトルテを売り出す権利を買い取った。秘伝のはずのザッハトルテのレシピが料理書に掲載される事件が起き、後にデメルは「本物」の名を冠したザッハトルテの商標権を巡ってホテル・ザッハーと法廷で争った。裁判にあたり、料理研究家以外に歴史家や古文書学者も法廷に召喚されて証言を行った。「甘い七年戦争」と呼ばれる7年以上にわたる法廷闘争の末、1962年にデメルにもホテル・ザッハーにも双方に「ザッハトルテ」を売り出す権利を認める判決が下された。デメルのものは「デメルのザッハトルテ」、ホテル・ザッハーのものは「オリジナルザッハトルテ」とすることとなった。判決後もデメルを支持する者は多く、現在もデメルは「デメルのザッハトルテ」を製造・販売している。
ホテル・ザッハーのものの方があんずジャムの風味が強く、チョコレートも濃厚な気がしたが、ホイップクリームのかんじはデメルの方が好きかもしれない。
調理場が見えるのが楽しい。
他のケーキも食べればよかった!
15:00
王宮に戻り、国立図書館大広間(プルンクザール)へ。
16:30
シュテファン大聖堂の中に入る。
そして北棟にエレベーターで登る。
屋根の瓦?がなんとも言えないかわいさ。
19:00
地下鉄でプラター遊園地へ。
ウィーンパスで観覧車に乗れるので、景色を見に来たのだった。
市民の憩いの場、デートスポットらしく、地元のファミリーやカップル、若者の集団を見れたのがよかった。
20:45
また中心地へ戻る。
有名なシュニッツェル屋に入れず、時間もないのでセルフサービスのお店で軽く食事。
22:30
寝台車でウィーンを出発、ポーランドへ向かう。
2段ベッドのコンパートメント。列車内は清潔で静か。
水とジュースのペットボトル、お菓子などが付いている。
次はポーランドに入ります。