勝沼ぶどう郷
ふと、日帰りで勝沼ぶどう郷へ行ってみた。
09:02
新宿始発のホリデー快速ビューやまなし号の自由席に乗車。
15分程前に並んだが、並ばなくても座れるくらいだった。
こちらは2階席、天井が低い。
10:54
勝沼ぶどう郷駅着。
勝沼といえばワイナリー巡りが有名。
甲州市観光協会のサイトにある勝沼ガイド(PDFマップ)を参考に
まずは大日影トンネル遊歩道を目指す。
右側のトンネルが 大日影トンネル遊歩道で、中を歩けるはずだったが、
2016年から経年劣化のため入れなくなっているそうだ。残念。
この先にワインセラーとして使われているトンネルワインカーヴがあるそうだ。気になる。
もう11月なのでブドウの収穫は終わっているが、稀に残っているものもあった。
実はそんなにワインに強くないので、ワインよりもブドウの方が好きだ。
取り残しかな?
勝沼エリアには40件近くのワイナリーがあるらしい。
お目当があるわけではないので、通りがかったワイナリーに入って見学&試飲!
長野県民なのでブドウ畑は見慣れているが、どこもかしこもブドウだらけなことに感動する。
ブドウの種類によって、紅葉した葉の色が違う。
季節外れの朝顔?
祝橋からの景色。めでたい名前だな〜と歩いていると
祝小学校もあった。昔この辺りは「祝村」だったそうだ。
萎れたかんじが美しい。貴腐ワインになったりするのかしら。
12:45
ぶどうの国文化館。
無料なので入ってみたが、意外とおもしろい。
甲州ぶとうは江戸時代からこの地域で栽培されていたそうだ。
こちらの二人が日本産のワインを作るためにフランスに留学した高野正誠氏と土屋龍憲氏。
この蝋人形、枯れ枝にとってつけたように付いたブドウを持たされてるw
と思ったら、元ネタと思われる写真を忠実に再現したものでした。
Kirinのサイトに彼らの苦労の歴史がまとめられている。
フランスへ留学して本場の知識を持ち帰った高野正誠と土屋龍憲
てくてく歩いていると、ほら穴が。
さきほどの土屋龍憲氏のワイン貯蔵庫だ。
またうろうろ歩くと、立派な建物が。
宮崎光太郎氏のブドウ園なので、「宮光園」。
フランスから帰国した二人がワインを作り、宮崎氏はセールスを担当していたそうだ。
宮光園のガイドの方の説明と当時の貴重な映像資料がとても素晴らしかった。
宮光園の目の前にはメルシャンの建物がある。
14:00
景色が良いのでこちらで休憩&ランチ。
ダンナは酒に弱いため、ワイナリーを巡りながら実はほとんど飲んでいない。
この後もいろいろ歩き回った中で、気に入ったのが原茂ワインの
ブドウの木の下のこのスペース!
時間がなかったので軽く試飲させていただいただけだが、ここでゆっくりしてみたい。
ちなみに店内も薪ストーブがありシックで、住みたくなった。
ノスタルジックな旧田中銀行博物館の建物。
ちょこちょこ試飲しては歩いているためか、ちょっと頭痛。
友達がボルドーでワインを飲みながら走るメドックマラソンに出場していたが、
飲んで走れるってどういうことだろう…?
もう夕方。
これは昼間の写真だが、この丘を目指して歩く。
16:00
ぶどうの丘を目指すこと30分。勝沼が一望できる。
甲州市推奨の約200銘柄のワインが1100円で試飲できるワインカーヴがある。
既に頭痛で飲まなかったが、ワインの匂いだけで酔いそうだった。
16:45
夕食には早いが、ほうとうを食べる。かぼちゃのポタージュのようで美味しい。
17:15
お風呂に入って帰ろうと思ったが、団体さんも多いようで受付に混雑状況をきいたところ、
入場制限を考える程混んでいるようだったので、諦める。
夜景も素晴らしい。
帰りは下り坂なので歩いて駅まで歩いたが、真っ暗。
タクシーの方が無難だったか。
17:55
電車に乗って勝沼を離れる。
この日は16km程歩いたが、コミュニティーバスやタクシーを利用が良さそうだ。
電動アシスト付きのコミュニティーサイクルでまわっている人もちらほら見かけたが、
飲むと自転車でも飲酒運転になるんですよね。
次は石和温泉あたりに泊まって、ゆっくりしたい。